アコギ初心者の方が、ギター弾き語りを目指すためにどんなコードから覚えればよいのか?
という視点から、初心者の方でもわかりやすいように、key(キー)別に使われるコードを解説します。
アコースティックギターで弾き語りをする場合の基本のオープンコードは
C、G、D、A、Eの5つしかありません。
つまり、この5つのコードのkey(キー)で使われてるコード達を覚えてしまえば、カポの併用で、どのkey(キー)でも基本全ての曲がアコギで弾き語りができるようになります。
今回はkey(キー)Eで使われる、基本コード7つを紹介します。
この5つの、いよいよ最後の覚えるkey(キー)になります。
これをマスターすると、key(キー)E(Eメジャースケール)の曲が一気に弾けるようになります。
そして嬉しいことに、平行調であるkey(キー)C♯m(C♯マイナースケール)の曲も弾けるようになります。
前回までの
- key(キー)Cで使われる、基本コード7つ (Cメジャースケール)
- key(キー)Gで使われる、基本コード7つ (Gメジャースケール)
- key(キー)Dで使われる、基本コード7つ (Dメジャースケール)
- key(キー)Aで使われる、基本コード7つ (Aメジャースケール)
の解説記事で、基本的にはアコギで押さえるオープンコードで、たくさんの曲が弾けるようになっていると思います。(ここまでで覚えた基本コードは7+2+2+2で13個です。)
※初めての方は、上記の順番で見るとマスターし易いです。
そして、key(キー)C、key(キー)G 、key(キー)D、key(キー)Aからさらに新しく覚えるコードは2+(1つ)だけ。
ここでもハードルは高くありません。
いよいよ最後です!今回も是非、マスターしてください。
key(キー)Eの曲で使うギターコード7つ早見表【アコギ】初心者のギター弾き語り
曲には必ずkey(キー)があり、これによって使われる7つの基本のコードが決まってます。
つまり、この7つを覚えてしまえば、そのkey(キー)の曲は弾けてしまうということになります。
ただし、曲によっては、転調があったり、あえて違うコードを使ったアレンジがされている場合があります。
その場合でも基本を覚えていれば、後はその部分だけを追加で練習すれば済みますので楽です。
今回は「key(キー)Eの7つのコードについて解説します。
- key(キー)Eについて解説
- key(キー)Eの曲で使う基本コード一覧
key(キー)Eについて解説
- key(キー)Eは、「Eメジャースケール」とも言います。
- 平行調であるkey(キー)C#m は、「C#マイナースケール」とも言います。
key(キー)Eのギターコードをマスターすれば、この二つのkey(キー)の曲が弾けるようになります。
- key(キー)Eの判別の仕方
- key(キー)Eの構成音
- key(キー)Eで使うコード
- key(キー)Eを覚えればkey(キー)C♯mも弾ける
key(キー)Eの判別の仕方
key(キー)Eの判別の仕方は、
- 五線譜では、一番始まりの
ファの位置とドの位置とソの位置とレの位置
に♯が4つついている。 - コード譜の場合は、曲の一番最後が「E」で終わっている。
- 歌の終わりが、「ミ」の音で終わっている。
key(キー)Eの構成音
key(キー)Eの構成音は
- ミ(E)-ファ#(F#)-ソ#(G#)-ラ(A)-シ(B)-ド#(C#)-レ#(D#)-ミ(E 1オクターブ)
のようになり、一般的に「Eメジャー」とも呼ばれます。
音のスタートは「ミ(E)」から始まり、音階が「全-全-半-全-全-全-半」のメジャースケール(長音階)となります。(簡単に言うと、ミから始まるドレミファソラシドと思ってください。)
key(キー)Cとの違いは、
- ファ(F)に#がついてる。
- ド(C)に#がついてる。
- ソ(G)に#がついている。
- レ(D)に#がついている。
の4か所です。
ですので、五線譜では、一番始まりのファとドとソとレの位置に#がついています。
key(キー)Eで使うコード
key(キー)Eで使うコードは、下記のようになります。
- E-F#m-G#m-A-B-C#m-D#m-E(1オクターブ)
※ D♯mは音楽理論からいくと「D#m♭5」なのですが、実際には「D#m 」に省略されて使われていることがほとんどですので、ここでは「D#m 」にしています。
key(キー)Eを覚えればkey(キー)C♯mも弾ける
key(キー)Eを覚えれば、key(キー)C♯mも弾けるようになります。
音楽の決まりで、
メジャーkey(キー)の6度をルート(ベース音)とする、マイナーkey(キー)が組みになっている「平行調」というのがあります。
スタートの位置が違うだけで、使うコードは同じです。
それをkey(キー)Eに当てはめ、上記のコードで、6番目からスタートさせると、
- C#m-D#m-E-F#m-G#m(G#7)-A-B-C#m(1オクターブ)
※G#mの代わりに、「G#7」が使われることがあります。
という風になります。
これが、key(キー)C#mになります。
判別の仕方は、
- コード譜の場合は、曲の一番最後が「C#m」で終わっている。
- 曲調が悲しげで、歌の終わりが、「ド#」の音で終わっている。
key(キー)Cから増えたコード
key(キー)Cと、 key(キー)G 、 key(キー)D 、 key(キー)A をすでにマスターしている場合は、新しく覚えるコードは、
- B
- D#m (Bmと同じ形のコードを6フレット目で押さえるだけです。)
の2つと、
key(キー)C♯mで使う、
- G♯7 (F7を4フレット目で押さえます。)
です。
↓こちらも参考にしてください。↓
あの曲が弾ける!key(キー)C【アコギ】初心者が最初に覚える7つのギターコード
key(キー)Gの曲で使うギターコード7つ早見表【アコギ】初心者のギター弾き語り練習、第1弾
key(キー)Dの曲で使うギターコード7つ早見表【アコギ】初心者のギター弾き語り練習、第2弾
key(キー)Aの曲で使うギターコード7つ早見表【アコギ】初心者のギター弾き語り練習、第3弾
key(キー)Eで使う7つのコード
key(キー)Eで使うコードの画像
- 〇赤丸はベース音です。
- ✕印は弾かないところです。
- 縦の数字は、弦です。一番上の1は1弦、一番下の6は6弦です。
- 横の数字は、フレットです。例えば2は2フレット目です。
E
Eのコードは、「ミソ#シ」の和音です。
F#m
F#mのコードは、「ファ#ラド#」の和音です。
G♯m
G♯mのコードは、「ソ#シレ#」の和音です。
A
Aのコードは、「ラド#ミ」の和音です。
B
Bのコードは、「シレ#ファ#」の和音です。
C#m
C#mのコードは、「ド#ミソ#」の和音です。
D♯m
D#mのコードは、「レ#ファ#ラ」の和音です。
そして、key(キー)C#mで使う、
G♯7
G♯7のコードは、「ソ#ドレ#ファ#」の和音です。
まとめ
アコギ初心者の方がギター弾き語りができるようになるよう、コードを覚える方法として、曲のkey(キー)別に使われるコードの解説しました。
今回の解説は、key(キー)Eで使われる基本ギターコード7つでした。
と言っても、
key(キー)Cとkey(キー)Gとkey(キー)Dとkey(キー)A から増えたコードは2つなので、今回も覚えやすいですね!
今回の key(キー)Eをマスターできれば、アコギで押さえる基本のオープンコードは、ほぼ押さえられることになります。
これで、どんな曲もアコギの弾き語りができるようになります。
あとは色んな曲をたくさん弾くだけです!
是非、練習頑張ってください。
それではまた
タカタカでした。