好きな曲を、自分でギターで弾きながら歌うということができれば、とっても気持ちよさそうですよね!
アコギを始めたなら是非マスターしたい、このギター弾き語り。
ギター弾き語りをするには、ギターコードを覚えなければなりません。
では、どのように覚えるか?ここが大事です。
ということで、
今回は、アコギ初心者の方がギター弾き語りが出来るようになるために、効率よくギターコードが覚えられる方法を、わかりやすくステップ形式で、この記事にまとめました。
これをマスタ―すれば、カポの併用でステップごとにどんどん弾ける曲が増えていきます。
覚え方の方法は、アコギで使う基本オープンコード(ローコード)5つを基準に、「曲のキー(key)」ごとにコードを覚える方法です。
覚える「曲のキー(key)」は合計5つ。
「曲のキー(key)」は、それぞれ詳しく説明してる記事にリンクしています。
覚える「ギターコード」は
基本コードが15個、他の5つを合わせても合計20個です。
これだけ見れば「え、こんなに一気に覚えられないよ?」
と思うかもしれませんが大丈夫です。
各「曲のキー(key)」ごとに順番に覚えれば効率的で、ステップが進むごとに弾ける曲が増えていきます。
覚えていくコードは
- 最初は7(+1)つ、
- そのあとは新しく覚えるコードは2(+1)つずつ
です。
どうですか?
思っているよりも大変そうではないですよね?
これで、ほぼ色んな曲のギター弾き語りが出来るようになります。
アコギの上達が必ず体感できますので、是非読んでください。
ギターコードの覚え方のまとめステップ5【アコギ初心者】これでギター弾き語りができる!
ギターコードの覚え方
まとめステップ5
ここでは「曲のキー(key)」ごとに徐々に押さえられるコードを増やしていくという方法です。
順番は下記のようになります。
例えば、弾き語りで人気の「あいみょんさんのマリーゴールド」は2カポでkey(キー)Cのコードを使っています。
つまり、簡単に言えば、key(キー)Cのコードを覚えれば、「あいみょんさんのマリーゴールド」が弾けるようになるということです。
このように、「曲のキー(key)」ごとにギターコードをマスタ―すれば好きな曲のコードから効率よく覚えられることになります。
ギターコードの覚え方の流れ
では覚え方の流れの解説です。
ステップの流れは、
まず、各キーの解説に入る前に、知っておくべき基本事項を解説します。
- ステップ0 知っとくべき基本事項
そして、いよいよ一番基本のkey(キー)Cの解説をします。
- ステップ1 key(キー)Cで使うコード7つ
key(キー)Cを覚えたら、次の二つのステップをマスタ―します。
- ステップ2 key(キー)Gで使うコード7つ
- ステップ3 key(キー)Dで使うコード7つ
ここまでくれば、色んなkey(キー)の曲が弾けるようになっています。
そして最後に、バリエーションを増やす意味でこの二つのキーをマスターします。
- ステップ4 key(キー)Aで使うコード7つ
- ステップ5 key(キー)Eで使うコード7つ
このように、この順番でマスターする、という流れになります。
最初のkey(キー)Cで、7(+1)つのコードを覚えます。
それ以降は、各key(キー)で2(+1)つずつしか新しいコードは出てきません。
なのでマスターし易いです。
ステップ0 知っとくべき基本事項
ステップ0
知っとくべき基本事項
key(キー)別コードの覚え方の前に、まずは先に少し知っておくべき、基本的なことがあります。
ステップ0として、そこから解説します。
「ドレミファソラシド」はアルファベット表記に
ギターのコードはC、D、等アルファベット表記になっています。
簡単に言うと
「ドレミファソラシド」
をアルファベット表記に変えると
「CDEFGABC」
になります。
ギターコードは、すべてアルファベット表記になります。
アコギ弾き語りで使う5つの「key(キー)」
アコギで弾き語りをする場合の、基本のオープンコード(ローコード)は
C、G、D、A、E
の5つだけです。
つまり、この5つのコードのkey(キー)で使われてるコード達を覚えれば、カポの併用で、どのkey(キー)でも基本全ての曲でアコギの弾き語りができるようになります。
では、key(キー)で使われてるコード達とは?
「key(キー)」にはダイヤトニックコードがある
「key(キー)」にはダイヤトニックコードと呼ばれる7つのコードがあります。
つまりこれが、「key(キー)で使われてるコード達」です。
ではどんなコードか?
ダイヤトニックコードで使うコードは決まっている
ダイヤトニックコードには決まりがあります。(今回は省きます。)
メジャーkey(キー)で決まっているのこの7つのコードです。
- Ⅰ-Ⅱm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅶm♭5-Ⅰ
ローマ数字にその「曲のキー(key)」のアルファベット表記を当てはめ、コードを表します。
例えば、「key(キー)C」の「CDEFGAB」を当てはめると、
C-Dm-Em-F-G-Am-Bm♭5-C
となります。
これが「key(キー)C(Cメジャースケール)」で使われる7つのコードとなります。
「平行調」というのがある
「曲のキー(key)」には同じキーの中に、今上記で解説した、
メジャースケール
とは別に
マイナースケール
というのが含まれています。
決まりとしては、メジャースケールの6番目の音からスタートする音階の事で、これを平行調と言います。
例えば、先ほどの「key(キー)C(Cメジャースケール)」の場合、6番目の音は「A」です。
このコードからスタートさせた、
Am-Bm-C-Dm-Em(E7)-F-G-Am(1オクターブ)
をAマイナースケール
と言います。
つまり
key(キー)Cのコードを覚えると、(Cメジャースケール)と(Aマイナースケール)の二つの「曲のキー(key)」が弾けるようになるということです。
カポの使い方
カポの使い方はこちらで解説しています。
では、それぞれのkey(キー)についてまとめました。
まずはここから始まるkey(キー)C
まずはここから
key(キー)C
まずはドレミの基本である、key(キー)Cの7つのコードを覚えましょう!
key(キー)Cで弾ける曲は結構多く、カポの併用で他のkey(キー)も弾くことができます。
ステップ1 key(キー)Cで使うコード7つ
- ステップ1は基本のkey(キー)Cです。
最初はkey(キー)Cで使われる、7つのコードを覚えることから始めます。
ゆっくりで構わないので、是非マスターしてください。
これを覚えると、後々が楽になります。
ダイヤトニックコード
C-Dm-Em-F-G-Am-Bm
覚えるコード
- C
- Dm
- Em
- F
- G
- Am
- Bm
平行調で使う
- E7
の計8つ。
覚えられるkey(キー)
Cメジャーkey(Cメジャースケール)
C-Dm-Em-F-G-Am-Bm-C(1オクターブ)
と、平行調の
Aマイナーkey(Aマイナースケール)
Am-Bm-C-Dm-Em(E7)-F-G-Am(1オクターブ)
コード画像と詳しい解説はこちら
key(キー)GとDで楽曲を一気に網羅
key(キー)GとD
で楽曲を一気に網羅
- ステップ2 key(キー)Gで使うコード7つ
- ステップ3 key(キー)Dで使うコード7つ
上のkey(キー)Cをマスターしたら、次にこの二つのkey(キー)をマスターすればカポの併用で、一気に色んな曲が弾けるようになります。
残りのkey(キー)AとEもカポを使ってカバーすることができます。
ここから先は各キーで新しく覚えるコードは三つずつになり、ハードルが下がります。
ステップ2 key(キー)Gで使うコード7つ
- ステップ2はkey(キー)Gです。
ダイヤトニックコード
G-Am-Bm-C-D-Em-F#m
新しく覚えるコード
- D
- F#m
平行調で使う
- B7
の計3つ。
覚えられるkey(キー)
Gメジャーkey(Gメジャースケール)
G-Am-Bm-C-D-Em-F#m-G(1オクターブ)
と、平行調の
Eマイナーkey(Eマイナースケール)
Em-F#m-G-Am-Bm(B7)-C-D-Em(1オクターブ)
コード画像と詳しい解説はこちら
ステップ3 key(キー)Dで使うコード7つ
- ステップ3はkey(キー)Dです。
ダイヤトニックコード
D-Em-F#m-G-A-Bm-C#m
新しく覚えるコード
- A
- C#m (Bmと同じ形のコードを3フレット目で押さえるだけです。)
平行調で使う
- F#7 (Fのコードと似ていますので覚えやすいです。)
の計3つ。
覚えられるkey(キー)
Dメジャーkey(Dメジャースケール)
D-Em-F#m-G-A-Bm-C#m-D(1オクターブ)
と、平行調の
Bマイナーkey(Bマイナースケール)
Bm-C♯m-D-Em-F♯m(F♯7)-G-A-Bm(1オクターブ)
コード画像と詳しい解説はこちら
残りのkey(キー)AとEを覚えたらもう怖いものなし
残りのkey(キー)AとE
を覚えたらもう怖いものなし
- ステップ4 key(キー)Aで使うコード7つ
- ステップ5 key(キー)Eで使うコード7つ
この二つのkey(キー)は上記三つのkey(キー)で、カポを使えば代用できますが、より、演奏の表現力の幅を広げる、という意味でもマスターできれば、もう怖いものなしです。
ステップ4 key(キー)Aで使うコード7つ
- ステップ4はkey(キー)Aです。
ダイヤトニックコード
A-Bm-C#m-D-E-F#m-G#m
新しく覚えるコードは
- E
- G#m (F♯mと同じ形のコードを4フレット目で押さえるだけです。)
平行調で使う
- C♯7
の計3つ。
覚えられるkey(キー)
Aメジャーkey(Aメジャースケール)
A-Bm-C#m-D-E-F#m-G#m-A(1オクターブ)
と、平行調の
F#マイナーのkey(F#マイナースケール)
F#m-G#m-A-Bm-C#m(C#7)-D-E-F#m(1オクターブ)
コード画像と詳しい解説はこちら
ステップ5 key(キー)Eで使うコード7つ
- ステップ5はkey(キー)Eです。
いよいよこれが最後のkey(キー)で、これがマスタ―出来れば、カポの併用で、ほぼすべての楽曲の弾き語り出来るようになります。
ダイヤトニックコード
- E-F#m-G#m-A-B-C#m-D#m
新しく覚えるコードは
- B
- D#m (Bmと同じ形のコードを6フレット目で押さえるだけです。)
平行調で使う
- G♯7 (F7を4フレット目で押さえます。)
の計3つです。
覚えられるkey(キー)
Eメジャーkey(Eメジャースケール)
E-F#m-G#m-A-B-C#m-D#m-E(1オクターブ)
と、平行調の
C#マイナーのkey(C#マイナースケール)
C#m-D#m-E-F#m-G#m(G#7)-A-B-C#m(1オクターブ)
コード画像と詳しい解説はこちら
まとめ
今回はアコギ初心者の方がギター弾き語りをする上において、効率的にギターコードを覚えるための解説をステップ形式で解説しました。
コードを覚えるための方法は、好きな曲にも使われている、アコギで使う基本オープンコード(ローコード)5つを基準に「曲のキー(key)」ごとにコードを覚える方法です。
「曲のキー(key)」ごとにステップを進めていいく上で、徐々にコードを覚えることができ、弾ける曲が増えていきます。
是非読んで頂きマスターしてください
ギター弾き語りが出来るようになります。
それではまた
タカタカでした。