アコギ初心者の方が、ギター弾き語りを目指すためにどんなコードから覚えればよいのか?
という視点から、初心者の方でもわかりやすいように、key(キー)別に使われるコードを解説します。
アコースティックギターで弾き語りをする場合の基本のオープンコードは
C、G、D、A、Eの5つしかありません。
つまり、この5つのkey(キー)で使われてるコードを覚えてしまえば、カポの併用で、どのkey(キー)でも基本全ての曲が弾けるようになります。
今回はkey(キー)Aで使われる、基本コード7つを紹介します。
これをマスターすると、key(キー)A(Aメジャースケール)の曲が一気に弾けるようになります。
そして嬉しいことに、平行調であるkey(キー)F♯m(F♯マイナースケール)の曲も弾けるようになります。
前回までの
の解説記事で、基本的にはアコギで押さえるオープンコードで、たくさんの曲が弾けるようになっていると思います。(ここまでで覚えた基本コードは7+2+2で11個です。)
初めての方は、上記の順番で見ると効率よくマスターできます。
あとは残りの2つのうちの、まずは
key(キー)A(Aメジャースケール)
をマスターすれば、例えば4カポでのkey(キー)Gの演奏を2カポのkey(キー)Aで弾けばより低音を使った伴奏ができるなど、弾き語りの表現の幅が増えます。
そして、key(キー)C、key(キー)G 、key(キー)D からさらに新しく覚えるコードは2+(1つ)だけ。
ここでもハードルは高くありません。
今回も是非、マスターしてください。
key(キー)Aの曲で使うギターコード7つ早見表【アコギ】初心者のギター弾き語り
曲には必ずkey(キー)があり、これによって使われる7つの基本のコードが決まってます。
つまり、この7つを覚えてしまえば、そのkey(キー)の曲は弾けてしまうということになります。
ただし、曲によっては、転調があったり、あえて違うコードを使ったアレンジがされている場合があります。
その場合でも基本を覚えていれば、後はその部分だけを追加で練習すれば済みますので楽です。
今回は「key(キー)Aの7つのコードについて解説します。
- key(キー)Aについて解説
- key(キー)Aの曲で使う基本コード一覧
key(キー)Aについて解説
- key(キー)Aは、「Aメジャースケール」とも言います。
- 平行調であるkey(キー)F#m は、「F#マイナースケール」とも言います。
key(キー)Aのギターコードをマスターすれば、この二つのkey(キー)の曲が弾けるようになります。
- key(キー)Aの判別の仕方
- key(キー)Aの構成音
- key(キー)Aで使うコード
- key(キー)Aを覚えればkey(キー)F♯mも弾ける
key(キー)Aの判別の仕方
key(キー)Aの判別の仕方は、
- 五線譜では、一番始まりの
ファの位置とドの位置とソの位置
に♯が3つついている。 - コード譜の場合は、曲の一番最後が「A」で終わっている。
- 歌の終わりが、「ラ」の音で終わっている。
key(キー)Aの構成音
key(キー)Aの構成音は
- ラ(A)-シ(B)-ド#(C#)-レ(D)-ミ(E)-ファ#(F#)-ソ#(C#)-ラ(A 1オクターブ)
のようになり、一般的に「Aメジャー」とも呼ばれます。
音のスタートは「ラ(A)」から始まり、音階が「全-全-半-全-全-全-半」のメジャースケール(長音階)となります。(簡単に言うと、ラから始まるドレミファソラシドと思ってください。)
key(キー)Cとの違いは、
- ファ(F)に#がついてる。
- ド(C)に#がついてる。
- ソ(G)に#がついている。
の3か所です。
ですので、五線譜では、一番始まりのファとドとソの位置に♯がついています。
key(キー)Aで使うコード
key(キー)Aで使うコードは、下記のようになります。
- A-Bm-C#m-D-E-F#m-G#m-A(1オクターブ)
※ G♯mは音楽理論からいくと「G#m♭5」なのですが、実際には「G#m 」に省略されて使われていることがほとんどですので、ここでは「G#m 」にしています。
key(キー)Aを覚えればkey(キー)F♯mも弾ける
key(キー)Aを覚えれば、key(キー)F♯mも弾けるようになります。
音楽の決まりで、
メジャーkey(キー)の6度をルート(ベース音)とする、マイナーkey(キー)が組みになっている「平行調」というのがあります。
スタートの位置が違うだけで、使うコードは同じです。
それをkey(キー)Aに当てはめ、上記のコードで、6番目からスタートさせると、
- F#m-G#m-A-Bm-C#m(C#7)-D-E-F#m(1オクターブ)
※C#mの代わりに、「C#7」が使われることがあります。
という風になります。
これが、key(キー)F#mになります。
判別の仕方は、
- コード譜の場合は、曲の一番最後が「F#m」で終わっている。
- 曲調が悲しげで、歌の終わりが、「ファ#」の音で終わっている。
key(キー)Cから増えたコード
key(キー)Cと、 key(キー)G 、key(キー)Dをすでにマスターしている場合は、新しく覚えるコードは、
- E
- G#m (F♯mと同じ形のコードを4フレット目で押さえるだけです。)
の2つと、
key(キー)F♯mで使う、
- C♯7
です。
↓こちらも参考にしてください。これまでの復習です。↓
あの曲が弾ける!key(キー)C【アコギ】初心者が最初に覚える7つのギターコード
key(キー)Gの曲で使うギターコード7つ早見表【アコギ】初心者のギター弾き語り練習、第一弾
key(キー)Dの曲で使うギターコード7つ早見表【アコギ】初心者のギター弾き語り練習、第二弾
key(キー)Aで使う7つのコード
key(キー)Aで使うコードの画像
- 〇赤丸はベース音です。
- ✕印は弾かないところです。
- 縦の数字は、弦です。一番上の1は1弦、一番下の6は6弦です。
- 横の数字は、フレットです。例えば2は2フレット目です。
A
Aのコードは、「ラド#ミ」の和音です。
Bm
Bmのコードは、「シレファ♯」の和音です。
C♯m
C♯mのコードは、「ド#ミソ#」の和音です。
D
Dのコードは、「レファ#ラ」の和音です。
E
Eのコードは、「ミソ#シ」の和音です。
F#m
F#mのコードは、「ファ#ラド#」の和音です。
G♯m
G#mのコードは、「ソ#シレ#」の和音です。
そして、key(キー)F#mで使う、
C♯7
C♯7のコードは、「ドミソラ#」の和音です。
まとめ
アコギ初心者の方がギター弾き語りができるようになるよう、コードを覚える方法として、key(キー)別に使われるコードの解説しました。
今回の解説は、
key(キー)Aで使われる基本ギターコード7つでした。
と言っても、
key(キー)Cとkey(キー)Gとkey(キー)Dから増えたコードは2つなので、今回も覚えやすいですね!
今回の key(キー)Aをマスターできればさらにアコギで押さえられるオープンコードのバリエーションが増えます。
次はいよいよ最後残り、key(キー)E(Eメジャースケール)のギターコード7つになります。
これで、アコギの弾き語りができるようになるギターのオープンコードは網羅することになります。
ここまでくればあと少しです。
是非、練習頑張ってください。
それではまた
タカタカでした。